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プラセンタ注射(皮下注射)

プラセンタとは

プラセンタとは「胎盤」のことです。胎盤は妊娠のときに母体と赤ちゃんをへその緒でつないで、栄養や成長因子、酸素を赤ちゃんに送っています。
人間を除く多くの哺乳動物は産後、本能的に自分の胎盤を食べ、栄養を補給し、体力の回復をはかっていると言われています。(人間も一部の国で胎盤食の習慣があります)
プラセンタは古くより滋養強壮・不老長寿に利用され、クレオパトラも若返りと美容の為に使用していたと言われています。

プラセンタ注射剤は、ヒトのプラセンタより抽出された有効成分をプラセンタエキスと呼びますが、これを注射用に製剤化したものです。保険診療では、更年期障害、乳汁分泌不全、肝機能障害に対して使用されています。当院では医療用に認可されている製剤を使用しています。注射剤の製造に関しては、日本国内の感染のない健康なヒト胎盤を原料として、滅菌処理など感染症に対する安全対策も講じられています。製造の過程でホルモンは取り除かれているため、ホルモン製剤ではありません。

※当院では保険診療のプラセンタ療法は行っておりません

効果、改善が期待される症状

  1. 更年期障害
    のぼせ、冷え、不眠、イライラ感、頭痛、疲労、肩こり、腰痛

  2. 美肌効果、美容効果
    コラーゲン、ヒアルロン酸の活性化・・・肌の潤い、張りを整えます。しわ、たるみの改善も。
    美白効果・・・メラニンの発生を抑制しシミを抑えます。
    保湿効果・・・乾燥は肌の老化の一因です。水分を保ち、保湿作用を高めます。
    肌の新陳代謝(ターンオーバー)の改善・・・ターンオーバーを改善・正常化する事で血行が良くなり肌をより美しくします。
    細胞増殖因子(成長因子)・・・細胞の再生などにより肌の若返りを図ります。

  3. アンチエイジング作用
    プラセンタには老化の原因となる活性酸素を抑える働きがあります。
    この為、シミ、しわを防ぎます。また体の新陳代謝を進めることで抵抗力を高め、血行を促進し、疲労回復などアンチエイジングにも有効です。
細胞を活性化する・免疫力を高める・炎症を抑える・血行をよくする
更年期障害・うつ病・不眠症・自律神経失調症など
また、肝機能の強化や発毛・増毛効果も期待できるため、女性だけでなく男性にも有効な治療法です。

当院の使用製剤

「メルスモン」と「ラエンネック」になります。
※厚生労働省で医薬品として認可されており、日本国内の産婦人科で健康な母親から正常分娩で生まれた胎盤を使用して作られています。

メルスモンもラエンネックも効果はほとんど同じです。

注射の頻度について

注射を開始して約4週間で効果を実感できる方が多いとされています。このため、はじめの4週間はは週に2回、それ以降は効果維持のために週1回の注射をお勧めしています。

安全性および副作用について

当院で使用しているプラセンタ製剤は、日本国内の感染のない健康なヒト胎盤を原料として、滅菌処理など感染症に対する安全対策を講じた上で製造されており、使用開始から50年以上経過していますが、重大な副作用の報告は一度もありません。
副作用としては、きわめてわずかではありますが、過敏症として悪寒、悪心、発熱、発疹が報告されています。このため、薬剤過敏症のかたには注射は禁忌となっています。また、注射部位の疼痛、発赤、内出血などが5%程度見られます。

注意事項

献血や臓器移植ができなくなります。
過去60年間もの間、国内で一例も感染症の報告はありませんが、厚生省が「ヒトの血液や組織を使用した治療を受けた者は、理論上感染の危険性がゼロではないため、献血ができない」と一律に決めたこともあり、プラセンタ注射を一度でも受けると献血ができなくなってしまいます。臓器提供は原則として控えることが求められています(ただし、移植希望者が説明を受けて同意された場合は可能です)。

同意書のご案内

プラセンタ注射を受ける方にはしっかりと説明の上、ご理解して頂いたうえで投与される方は承諾書にご署名いただいております。

当日までの流れ

予約

お電話もしくは受付にてご予約を承ります(在庫がある場合は予約なしでも可能な時もあります)

ご来院

医師によるプラセンタ注射に関するご説明を行い、同意書の記入をお願いしております。(初回時のみ

プラセンタ接種

皮下注射で接種いたします。その際に希望アンプル(A)数をお伝えください。

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